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ふきの青煮

2010/04/10 Sat 21:00

八百屋さんにフキやタケノコがたくさん並びはじめました!^^

2月も終わりごろから春野菜が出始めていますが、
フキやタケノコを店頭で目にするころ(手が出しやすい価格に
なっている頃)には

陽気も良くなってくる頃なので、毎年
「春だな~」
と、しみじみ実感する頃でもあります。

私の住んでいる辺りは桜はそろそろ終わりですが、
春野菜はまだまだ健在!

春野菜はアクがあるものが多いので、下処理にひと手間
かかるのですが、手間をかけたぶん、

春の味覚を存分に味わうことができます♪

日本人としての幸せを感じるひとときでもあります。。。

日本は四季によってそれぞれ旬の野菜が出てきますが、
春はそれがひときわ目立つ季節!

今日はフキとタケノコをゲットし、早速調理しました。

まずはフキの下処理から。(タケノコ料理は明日アップしますね。)



『ふきの青煮』
ふきの青煮


【材料 4~5人分】

ふき・・・・・・・・・細めのもの10本(カットして売られているもの)
塩・・・・・・・・・・適量

<A>
だし汁・・・・・・・・280cc
塩・・・・・・・・・・小さじ1弱
酒、みりん・・・・・・各大さじ1/2
醤油・・・・・・・・・小さじ1/2

*先日の和風スープオムレツとまったく同じ分量です。
*だし汁:私はだしパックを使っていますが、粉末だしを使ってもOKです。


<ふきの下処理>
①大きめの鍋にたっぷりのお湯をわかす。

②ふきは洗って、鍋に入る長さに切る。

*あまり短くすると皮をむくとき大変ですので、大きい鍋か、なければフライパンでも。

③まな板の上にふきを4~5本ずつ並べ、塩を多めにふって
 板ずりする。(まな板の上で転がす)

④沸騰した湯に③を入れ、細いものは1~2分、
 太めのものは2~3分
ゆでる。

*煮物にするときは硬めにゆでておく。

⑤すぐにボールに入れておいた冷たい水にとり、何回か水を替える。

⑥手で皮(スジ)を丁寧にむき、氷水にさらす。

*氷水に入れることにより、グリーンが鮮やかになります。

 これで下処理が終了です。このあと、和え物や煮物に。

 すぐに使わない場合は氷水を入れたタッパーにふきを入れて
 冷蔵庫へ。2~3日以内に使いきりましょう。



【青煮の作り方】

①下処理したふきを4㎝ほどの長さに切り、タッパーに入れる。
 たけのこがあれば食べやすく切って一緒にタッパーに入れる。

*たけのこは穂先の方がやわらかいので味がしみやすいです。

②<A>の醤油以外の材料を鍋に入れて煮立たせ、最後に
 醤油を加え、熱いうちに①に入れる。
*ふきとたけのこがだし汁にすべて浸るように。

③そのまま冷まし、1時間ほどおけば食べられますが、
 できれば次の日の方が味がしみておいしいです。

食べるときは少し温めれば煮物風。冷たいままでも
おいしく召し上がれます。


【ひとこと】

☆正確には煮ていないので「青煮」とはいえないかもしれませんが、
 熱くしただし汁をかけることにより、冷めたころには
 
 味が十分にしみこんでいますので、まるで煮たような美味しさ。
 そして色もキレイなグリーンを保つことができます。

(グツグツ煮るとせっかくのグリーンがブラウンになってしまいます。
 しっかり「煮もの」の場合はそれでもよいですが、「青煮」の
 場合はなるべく下ゆで後は火を通さない方がグリーンが保てます。)

☆今回は加えるの忘れたのですが、、、
 「新わかめ」塩抜きしたものを食べやすく切ってから一緒に
 加えるとさらに春らしく、彩りもよくなります。

☆<A>は、それだけで味をみたときには「少し濃い」と
 感じるぐらいの味
でちょうどよい味に仕上がります。

 上記レシピの分量で、仕上がりは「上品」な塩加減。
 お好みにより、塩の分量を増やしたり、薄口醤油を加えて
 みてくださいね。

☆たっぷりのだし汁、残ったものはみりんや醤油を加えて
 他の煮物へも使えます。


ふきの下処理もやってみると、そんなに面倒ではないです。
葉がついた立派なものが手に入った場合には、

2~3回ゆでこぼしてから(えぐみが薄まります。)
炒め煮や佃煮
にして無駄なく使いたいですね。


下処理済のふきも水煮になって売ってはいますが、
変な風味(と私は感じる)がついていたり、やわらかすぎたり。。。

この季節、1回はフレッシュなふきを使ってみるのもいかがでしょうか。

下処理でゆでる際、少し硬めぐらいにゆでておくのがコツです。
(竹串刺して加減をみてください。)

今日の青煮は、ふきの味がじっくり堪能できるシンプルな料理ですが、

■たけのこと新じゃが、油揚げとの煮物

■新わかめと酢味噌和え

■硬めにゆでたものをきんぴら風

■ふきご飯

■土佐煮(煮ものにしてかつお節をまぶす)

■和風サラダや白和え


などなどいろんな料理に使うことができますょ。


さて、ふきは便通を促し、悪玉コレステロールを除去する食物繊維

余分なナトリウムを排泄するため高血圧予防に効果的カリウム
多く含みます。

また、ふきのほろ苦さは他の春野菜のほろ苦さ同様、
冬の間にたまった老廃物を排泄し、カラダを目覚めさせる働き
持っています。


今日も春の恵みに感謝☆

**********************************

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淡色野菜 | コメント(8) | トラックバック(0)
コメント
No title
masakiちゃん、こんばんわ ε=ヾ(*・∀・)/

わお~!!
ふきの煮物だ~♪
下処理も書いてくれているので
めっちゃ嬉しい♪

たけのこも出て来たね~
たけのこご飯、作りたいよぉ~♪

お!
でもふきご飯も食べてみたい (´ψψ`)
こんばんは!
なるほど。。。煮ないで青煮。。。
だから色がキレイに出来るんですね。
ふき=煮るもの、だと思っていました。(^^;

きんぴら風、サラダ…レパートリーが増えました。
ありがとうございます。(^^☆

凸凸!
はじめまして♪
v-398masaki☆さん、ご訪問&コメント、ありがとうございました!!!

とっても解りやすくて、栄養素のことなども書いて下さっているので嬉しいです。。[絵文字:v-34

素敵なブログですね!!v-417v-355v-344
ほっこりしちゃいます☆

こちらこそこれからもどうぞ宜しくお願いします。。!!v-411v-344

またお邪魔します。。♪

応援ぽちぽち!!
ちるちるちゃんへ

そんなに難しくはないんだよね。下処理も。
皮むくのがちょいとめんどいかな。(^^ゞ

たけのことふき、今日は一緒にごはんに
するよ~!

春の味覚をいっぱい味わいたいね(^^♪

今日もありがとう☆
イチゴッチさんへ

煮てないから、「青煮」じゃなくて
ほんとは「青漬け」?。。。なんか変なので
一応「青煮」にしておきました。(^^ゞ

皮さえむいてしまえばあとはすぐに
お料理に使えますからね。

葉つきの立派なものもなかなか目にしなく
なってきました。。。(ちょっと寂しい(-.-))

いつもありがとうございます!!
とっすぃぃぃさんへ

わ~!早速いらしていただけたのですね!
ありがとうございます♪
嬉しいコメント&応援までいただき、感謝☆です。

またいつでも遊びに来てくださいね(*^^)v
お待ちしております。
No title
masaki☆さん こんばんは
ふき&たけのこ
うちの奥さんが喜ぶ食べ物です
山菜系も大好きなんですが
夫があまり喜ばないので
なかなか食べられないとボヤいてます

今日も応援凸凸
とみとしさんへ

とみとしさんは山菜系、あまり得意でないですか。(^^ゞ

私はオットがあまり喜ばないものでも、
自分が食べたいものは勝手に作って勝手に
食べてます。(決して鬼嫁ではありません。( ̄▽ ̄))

でも基本的には家族みんなが「おいしい!」
ものを作りたい奥さまのお気持ちもよくわかります。はい。

応援&コメント、いつもありがとうございます♪


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